何よりも楽しく
すべって欲しい。
郡山スケートスポーツ少年団
郡山スケートスポーツ少年団は、冬季五輪で4位に輝いた本田武史選手も所属していた名門で、会津や福島から通っている子たちもいる。
ところが指導している熊田先生は、「一番の目的は子どもの健全育成です。とにかく楽しくすべって、スケートを好きになって欲しい」と話す。
実際、子どもたちは冷たいリンクも何のその、元気よくスケートをすべっていた。
どんなところが好きかを尋ねると、「早くすべれるところ」「みんなで一緒にすべれるから」と満面の笑顔で答えてくれた。
子どもたちは2月に行われる「郡山市民体育祭」に向けて、クロスやスピンなど、それぞれの目標にあった技術を身に付けようとしている。
郡山スケートの第一目標は健全育成だが、本格的にフィギュアに取り組んでいる子たちもいる。
「努力すれば、オリンピックも夢じゃありません。本田武史選手も完全な努力型でした」と熊田先生。
本格的にフィギュアを始めている子、遊びながら楽しくすべっている子、この中から日本を代表するフィギュアスケーターが生まれるかもしれない。
