日本一というゴールに
　つなぐ、バトンの絆。

郡山第一中学校
陸上部女子リレー

郡山市中心部にある郡山ヒロセ開成山陸上競技場で、日々練習に励む郡山第一中学校の陸上競技部。そのなかでも女子共通4×100mリレーメンバーの練習は気合が入っている。

それもそのはず。郡山一中の女子リレーは今年の第61回福島県中学校体育大会陸上競技大会（以下県中体連）で優勝し、悲願の全中大会（第45回全日本中学校陸上競技選手権大会）への出場を果たした。

陸上部の顧問は「昨年の新人戦で優勝して全中大会出場をめざせる！と思った。練習熱心な3年生と才能ある2年生が揃い、チームワークもよかった。そして何よりメンバー全員が高い目標を持っていたことが、結果につながった」と話す。

3年生のメンバーに話を聞くと「もともと同じ小学校の陸上クラブだったおかげでチームワークもよかった。全中大会では実力を出せず予選敗退という悔しい結果だった。1、2年生に頑張ってもらいたい」と、期待と自分たちの悔しさを託す。

新チームは、全中大会出場の経験と誇りを胸に、新人戦そして来年の県中体連、全中大会上位をめざして、彼女たちはバトンをつなぎ続ける。