お互いを高めあえる
ライバル。
山川 颯大
木村 凪冴
7月に行われた全国小学生陸上競技交流大会福島県選考会の走幅跳で、2位の木村凪冴くん、3位の山川颯大くんは、共に桑野小学校に通う6年生だ。二人そろって、8月に函館で行われた東日本都道県小学生陸上交流大会への出場を果たした。
指導する小松先生・後藤先生は「二人で競い合い記録を更新してきました。普段からとても仲が良く、競技前は二人で笑いあっていますが、競技が始まると近くにいてもお互い会話することなく集中します。オンオフの切り替えができるのと、いろんなことに挑戦させるご家庭の環境がいい結果につながっているのだと思います」と話す。その言葉通り二人は、ソフトボール、マラソン、クロスカントリー、高跳びなどいろいろなスポーツを経験してきた。
学校でも何事も頑張る二人。木村くんの好きな教科は体育、国語、音楽。山川くんは体育、社会、算数。二人のめざすものは?との質問には二人とも元気に「オリンピックに出ることです!」と答えてくれた。そのためにトレーニング法の本を読んで実践したり、スポーツクラブでいろいろな競技に挑戦している。
何でも興味を持って取り組み、それを応援してくれる環境のもと、大きな舞台をめざしていってほしい。
(写真左が山川颯大、右が木村凪冴)