自由な表現
自分のバレエ。
Kモダンバレエクラブ
入部したばかりの児童から、先生に師事して15年目になる社会人まで、幅広い世代の仲間が集うモダンバレエクラブである。小学4年生の女子児童は、昨年の第15回全国コンペティションin仙台、モダンキッズ・部門で、見事に全国優勝を飾った。今年の同大会にもエントリーし、練習に励んでいる。目標を聞くと「今年も賞状が欲しい!」と、4年生らしく、まっすぐな想いを元気いっぱいに語ってくれた。
世代も性格も様々、そんな個性的なメンバーをまとめているのは、大柳恵美先生。とても明るく、はつらつとした先生である。長く続けている生徒たち全員が、先生を大好きだと言う。
レッスンは、先生のテンポ良いかけ声で進行する。冗談を交えたアドバイスもあり、生徒たちは、皆、笑顔だ。
決められた曲、振り付けで踊るクラシックバレエに対し、創作的な要素を求めるモダンバレエは、曲も振り付けも自由。先生は、生徒の得意な動きや性格、経験に合わせて振り付けや曲もアドバイスすると言う。
生徒たちは、皆、「自分の踊り」を楽しんでいた。「踊りたい」と思うのなら、自由な表現ができるモダンバレエから始めてみるのはいかがだろう。