努力を信じて
 めざすは頂点。

佐藤翼

佐藤 翼

3歳より空手道を始めてから数々の大会で優秀な成績を収めている佐藤翼くん。全日本空手道選手権に県代表として5年連続出場の他、所属する糸東会の全国大会で優秀選手賞にも選ばれた。形、組手どちらかにかたよる選手が多い中、両方できる選手を育てる方針の指導者のもと、それを体現している選手でもある。
「一番嬉しかったことは去年の東北大会で優勝したこと」と話す翼くん。試合には「誰よりも練習してきたのは自分だ」と強い気持ちで臨むそうだ。

指導する佐浦師範は「小さい子の面倒見が良くとても穏やかな子ですが、戦いに入った時の闘志はものすごいものがあります。志が高く、将来が楽しみな選手の一人です」と話す。
普段はおとなしくてスローペースな翼くん。学校では体を動かすことが大好きで、教科は算数と体育が好きだそう。空手の他に珠算も習っていて、9月には珠算県代表として東北大会に出場する予定だ。空手と珠算での鍛錬が抜群の集中力を養っている。

今年も空手県代表として、8月に行われる全国大会に形、組手競技両方に出場する。目標はもちろん「表彰台に上ること」もっと実力をつけて上をめざしたいそうだ。
通算8回目となる全国大会。準備は万全だ。高みをめざす翼くんの熱い夏が始まる。

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