複数校の小中学生が
共に切磋琢磨する。
志誠館
志誠館では中学生と小山田・大成・開成・柴宮の4校の小学生が相撲の稽古に励んでいる。ここに通う小中学生は、第26回福島県相撲選手権大会中学生の部において軽量級で優勝し、第26回福島県学童相撲大会では小学生5、6年生が個人で2位と3位に、そして柴宮が2位、小山田が4位に輝いた。
「小学生の頃は弱くて勝てず、でも中学になり、先輩の指導のお陰で2年生から力が出せるようになりました」と中学の部長。先輩の教えと自身の努力が実を結んだ。一方、小学生のキャプテンは「志誠館で稽古をしている6年生は3名(小山田・柴宮・開成)。各小学校でも練習に励みそれぞれの目標に向かって頑張っています」と語った。彼は相撲部の練習を観て、その格好良さに憧れて相撲を始めた。中学進学後も相撲を続けたいという。
「怪我には十分気をつけています。私自身、勝てない時期が続いたので、そんな思いはさせたくないんです」と語るのは馬場コーチだ。怪我が勝負に影響するのは無論のこと、そのため安全第一で指導している。
志誠館の子どもたちは、馬場コーチの思いを受けて、更なる高みをめざし今日も稽古を続けている。