練習は厳しく
試合は楽しく。
レッツあさかスポーツ少年団
レッツあさかスポーツ少年団は設立12年になる軟式野球チームだ。震災直後は子どもたちの野外活動時間に制限があり、野外スポーツはほとんどできなかった。そして時間制限がなくなると子ども側から野球をやりたいという希望があり『レッツあさかスポーツ少年団』は誕生した。
「練習は厳しくやり、試合は楽しくやる。単に勝ちをめざすだけのチームは作りたくない」と磯部監督は語る。そのためチームでは先ず挨拶をしっかりできるようにするという。試合にこだわるより先に野球を通じて人として成長を期待しているのだ。
その思いは伝わっているのか子どもたちの方から要望があり、現在は希望者は金曜日の夜も練習ができる。
今年度は6年生が1人ということもあり3勝しかできなかったが、キャプテンは今の5年生にこれまでの経験を活かして来年度は1勝でも多くして欲しいと話す。
「チームがまとまらない時、5年生が助けてくれたんです」。共に厳しい練習を続けてきた彼らをキャプテンは信頼し期待している。
キャプテンの思いと共にレッツあさかのこれからの活躍を期待したい。