棚倉キッズ連合と
 表郷スポーツ少年団が優勝。

さんはる杯 郡山ブレインズ学童野球交流大会

さんはる杯
郡山ブレインズ学童野球交流大会

2018年11月17日、18日の二日間にわたり『さんはる杯 郡山ブレインズ学童野球交流大会』が開催され、Aブロックでは棚倉キッズ連合が、Bブロックでは表郷スポーツ少年団がそれぞれ優勝に輝いた。

2018年11月17日、18日の二日間にわたって『さんはる杯 郡山ブレインズ学童野球交流大会』が三春町営野球場をメイン会場に開催された。
この大会に参加したのは福島県内の26チームで、郡山からは多田野野球スポーツ少年団、富田エンゼルス、レッツあさかスポーツ少年団などが参加した。

この大会の主催チームである郡山ブレインズは残念ながら現在活動休止中である。
しかし、同チームの大内監督は「小さな野球のボール一球が出会いを生み、絆ができて人と人とのつながりが広がっていきました」と語る。チームが休止中なのは残念だが、少年野球を通じて大切な物を学ばせてもらった恩返しをしたい、それがこの『さんはる杯 郡山ブレインズ学童野球交流大会』なのだ。
大内監督の夢は自由な形の大会を行うことだ。さんはる杯では1つのチームが複数参加することが可能だが、もっと様々なスタイルの参加方法を試みたいという。もっと子どもたちに野球の楽しさを知ってもらい、さらにその輪を広げ絆を深めて欲しいのだ。

大内監督の思いを受けたこの大会だが、初日を勝ち抜き準決勝へ駒を進めたのはAブロックが須賀川軟式ルーキーズスポーツ少年団とオール南相馬、棚倉キッズ連合とレッツあさかスポーツ少年団。Bブロックは若松スラッガーズと表郷スポーツ少年団、多田野野球スポーツ少年団とにしのさとジャイアンツ、この8チームだ。
準決勝は4つのグラウンドを使用し同時に行われた。
Aブロックでは南相馬が須賀川に3対1で、棚倉が南相馬に5対1で勝利し決勝に進出を決めた。
Bブロックでは表郷が若松に2対1で、多田野がにしのさとに2対1で勝利し決勝に駒を進めた。

そしてAブロック決勝戦では棚倉が1回裏に先制点を挙げ2回には2点を追加、南相馬は5回に2点を取り返し、さらに6回に1点を追加して同点に並ぶも、棚倉は裏に1点を取り再びリード。7回を0点に抑え棚倉が4対3で優勝を勝ち取った。
Bブロックでは守備の良い表郷と多田野が共に得点をゆるさずハイペースで試合が進む中、4回裏遂に表郷が1点をもぎ取り、続く5回にもさらに1点を追加。この2点を死守し多田野を2対0で破り表郷が優勝をつかんだ。

優勝した2チームを称えるのはもちろんだが、この交流大会の趣旨は野球を通じて絆を深め人の輪を広げることである。子どもたちが試合の後に見せてくれた笑顔は、この大会の願いを叶えてくれていると感じた。

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