敗北から生まれた勝利を
 引き継いで。

日和田ソフトボールスポーツ少年団

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日和田ソフトボールスポーツ少年団は、2018年「県児童ソフトボール大会」県中地区予選会Aブロックで優勝し第一代表として県大会に出場した。他にも大会で優勝と準優勝をしている強豪チームだ。だがこの勝利は大きな敗北から生まれた。
春に行われた大会で県大会出場を逃したのだ。

「6年生が泣いていたんです。理由を聞くと、負けたことが悔しいと答えました。それからです。練習に打ち込む姿勢が変わったのは」と目頭を押さえながら米田監督は語る。監督は子どもたちに勝ちにこだわるよりも楽しいソフトボールを教えている。だが子どもたち自ら勝利をめざして練習し、目的を果たしたのだ。

「自分たちの代で初めて県大会に出場できたので、来年も続いてほしい」と語る6年生のキャプテンの言葉に、新キャプテンは「6年生がしてきたことを引き継いで、再び県大会に出場します」と答えた。

頼もしい言葉だが彼らには大きな試練が待っている。それは7名いた6年生がいなくなることだ。それでも新キャプテンを始めとする選手たちはあきらめず勝利へ向けて突き進む。

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