ピンチもチャンスも力に、楽しむ心を。

古内侑悟

古内 侑悟

隣に座るとはにかみながら毎日野球がしたいと話してくれた。喜久田イーグルスの古内侑悟選手は東北楽天ゴールデンイーグルスジュニアに選抜されたNPB12球団ジュニアトーナメントに出場した。

「大会を楽しめた」と言う彼の活躍は、緊迫するポイントでプレッシャーをまさに楽しんだようだ。勝てば決勝トーナメントの阪神タイガースジュニア戦は1点ビハインドで迎えた4回2死、バントで送られた走者3塁2塁から初球を叩き中堅前に同点の適時打を放ちチームは逆転の狼煙を上げた。翌日の準決勝は同じような状況を今度はマウンドで楽しむ。

広島東洋カープジュニア戦は3点リードの3回、1死3塁2塁のピンチだったが1ボール1ストライクからの3球目のエンドランを外し見事走り出していた3塁走者をタッグアウト、後続も打ち取りその後の得点を許さなかった、末っ子の彼はおっとりしているところもあるようだが真面目で宿題もするし手が掛からないとご両親は国を揃えた。楽天ジュニアでの教えONとOFFの切り替えを生活の中で徹底しているようだ。毎日野球ができる環境へとステップアップする姿から目が離せない。

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