なによりサッカーを
好きになって欲しい。
赤木サッカースポーツ少年団
赤木サッカースポーツ少年団は赤木小学校のグラウンドで練習していたが、昨年の台風19号で使用できなくなり、取材に伺った1月半ばは芳山小学校で練習をしていた。
しかし、子どもたちはその苦境を跳ね返すように、元気よくボールを追いかけている。
「勝つことよりも、まずサッカーを好きになって欲しい」と岩田監督は語る。子どもたちがサッカーの楽しさを理解し、中学、高校と続けてくれることを願っている。
また、3月で卒業するキャプテンの沖田君は後輩たちに「あいさつをしっかりすることを続けて欲しい」と言う。
これもチームの伝統で、サッカーを通じて、あいさつや礼儀を身に付けようとしているのだ。その一方で、新年度は試合に勝ってほしいとも願っていた。
それに対し新キャプテンの浦上君は「4年生が強く、前が強いので後ろを強化すれば勝てると思います」と自信を滲ませた。
台風災害に見舞われながらも、赤木サッカースポーツ少年団の子どもたちは力強く前に進もうとしている。今年の彼等の活躍に期待したい。