悔しさを知った者は
 さらに強くなる。

小原田中学校 野球部

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春、はじまりの季節。学生スポーツにおいて選手の卒業入学が付き物で、毎年同じチームということはない。その年その年によってチームづくりを行うところがプロスポーツと違うポイントなのだ。

小原田中野球部ももちろんなのではあるが、強みと言える特徴があった。どの先生も口を揃えて「仲の良いチームなんです」と言うのも、ほとんどの選手が入学前に地元のスポーツ少年団でソフトボールなどしていて、知った顔ばかりというわけだ。

今年入学の1年生は小柄だが基本ができていて上手と皆が認める。昨年の県中大会への出場を逃した「悔しさがある」と主将は話す。アーバンロータリークラブ杯で優勝した自信を胸に3年生はチームを引っ張る。

ピッチャーを中心とした守り抜くチームとして今年度最初の公式戦郡山市中学校軟式野球大会、初戦の安積中学校戦はロースコアを守って2対1と勝ち上がった。続く準々決勝の守山中学校戦、2対7と敗戦。失点が課題となった。試合後の選手たちは課題が残ったものの楽しくやりきったと明るい表情を見せてくれた。

仲良しチームはいつも元気に挨拶し、とても明るい笑顔が印象的だ。目標を勝ち取る日は近いに違いない。

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