同じスタートなら負ける気がしない。

のんびり温泉三宅道場

のんびり温泉三宅道場

東京オリンピックを来年に控え、のんびり温泉の一角にある三宅道場ではウエイトリフティングの選手たちが今日もトレーニングに励んでいた。
その中の一人に三春出身の近内三孝選手がいる。近内選手は69・級で180・をクリーン&ジャークで持ち上げ新記録を出している。

「近内は表彰台を狙えます」と三宅監督は語る。三宅監督は東日本大震災がきっかけでのんびり温泉でウエイトリフティングの道場を開くことになった。「前回の東京オリンピックの時も温泉で合宿したんです。温泉だと疲れがよくとれますから」。

近内選手も三宅道場の環境は素晴らしいと言う。屈託のない爽やかな笑顔だが、ウエイトリフティングを始めた理由を尋ねると「ウエイトリフティングは高校生で始める人が多い。同じスタートラインなら負ける気がしないんです」と頼もしい自信に満ちた表情を見せてくれた。

三宅監督の温かい指導と、三宅道場の整った環境、そして近内選手の努力があれば東京オリンピックで表彰台の一番高い場所も夢ではない。

のんびり温泉三宅道場

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