守りを中心に、少ない
チャンスを勝利に繋ぐ。
富田ソフトボールスポーツ少年団
今年に入り「好間川杯」で優勝、「ウェルズホーム杯」「県総体県中・田村地区大会」優勝。決勝進出の常連チームとなっている富田ソフトボールスポーツ少年団は、6年生が7人もいる伸び盛りのチームである。
練習は、上学年の一軍チームと下学年の二軍チームに分かれ、どちらのチームも、実践を中心に、のびのびと練習している。今年は雨空が続き、大会も雨に泣かされることが多い。しかし、この日は時折、ぽつぽつとくるものの、外での貴重な練習日となった。
守り中心のチームである。頼れるエースを中心に最少失点に抑えるため、ノック練習に、相当の時間を割いていた。少ないチャンスを生かし、勝利に繋いでいきたい。打撃練習はバント、バスターが中心。確実に決めるように、バットに当てる感覚を繰り返す。次の大会は「幸楽苑カップ」。根本守康総監督は「県大会に出場できるように、3位以内をめざす」と力強く宣言した。
6年生主将は「守備も打撃も、集中力が大事だと思います」と語る。主将の言うとおり、常に選手たちは、ボールを見つめ集中している。雨が降らない貴重な時間、質の高い練習にするため選手同士が声を掛け合っていた。