人を思いやる気持ちを
柔道を通じて学ぶ。
安積柔道スポーツ少年団
安積柔道スポーツ少年団は、『東北少年柔道形競技会』に連続7回出場している。そして、昨年は遂に準優勝に輝き、『第6回少年柔道形競技会全国大会』に出場を果たした。
「今年は『少年柔道形競技会』だけではなく、『全国小学生学年別柔道大会』でも全国大会出場をめざしています」と佐藤監督は語る。しかし、監督は試合に勝つだけではなく、柔道を通じて礼儀作法、挨拶や返事、人を思いやる気持ちも身につけて欲しいと願っているのだ。
それは団の活動目標である、『心身共に鍛え団体行動を身につけ尚且つ勝つ事の喜びを学ばせます』にも表れている。実際、子どもたちは元気な声を出しながら、キャプテンの指示に従って稽古をしていた。
そのキャプテンに目標を尋ねると、「『形』でも『試合』でも、全国大会をめざします」と監督と同じ、頼もしい答えが返ってきた。
技が綺麗に決まった時が一番楽しいというキャプテンと、笑顔を絶やさず練習に励む子どもたちの今年の活躍に注目したい。