好きだからこそ
続けられ強くなれる。
特定非営利活動法人 ぴぃかぁぶぅ
サッカースクール
はじめのいっぽ。「スポーツを始めてみたい」「運動の苦手意識を克服したい」そんなスタートの時は不安が多い。他の子みたいに上手くできるか、理解してもらえるのか。支援の必要な子もそうでない子もそんな最初の一歩を踏み出せるような優しい場所に伺いました。
むずかしいことも、わからないことも、にがてなことも、子どもたちにはそれぞれのハードルがある。それを乗り越える為には、好きなことが大事だと子どもたちの笑顔に教えてもらった。
代表の吉田さんが話してくれた。「一般のクラブに行っている子が馴染めずにドロップアウトとか聞くけどそこを受け入れられる環境も必要だと思うんです。物足りないって感じる子もいるけどここでの仲間づくりが社会生活で役に立つと思います」試合の勝敗にこだわる事は必ずしも全ての子どもたちに有意義とは言えない。そのこだわりで好きな気持ちや続けたい気持ちを挫折させる。
「中学から他のクラブでサッカーを続けている子もいて、いきなり中学から始めるにはハードルが高く感じたと思うんですけど、ここでやっていたことが自信になったかもしれませんね」吉田さんは嬉しそうだ。
事前にメニューを伝え何をするのか教える。ゴールにはどちらに攻めるか色を示しビプスとリンクさせる。道具の片付ける場所やビプスのたたみ方も掲示しておく。するとみんな率先してできるのだ。丁寧なフォローで自立したプレーヤーに成長していく子どもたちに向き合ってくれる場所だ。