自らを律しなければ
 テニスはできない。

郡山第五中学校 女子テニス部

郡山第五中学校
女子テニス部

テニス部の女子は、男子に負けていない。県中大会において女子団体で優勝、シングルの2位と3位、そしてダブルスも3位を獲得した。
「協力し合うことです」と女子のキャプテンは、強さの秘密を教えてくれた。

彼女たちの目標は秋の選抜予選、来春の全中予選を勝ち上がり、ともに全国大会に出場することだ。だが、その前に練習の準備と後片付けが遅いのを注意されるので早く出来るようにしたいという。
「技術的な指導はしますが、ダメ出しをするのは生活面だけです」と顧問の佐々木先生は語る。先生は人間教育が基本だと考えているのだ。

それには大きな理由がある。硬式テニスでは基本的に審判が付かず、選手自身がセルフジャッジをしなければならない。その際に微妙な場合は、相手が有利な判定を下さなければならないのだ。

自らを律することが硬式テニスには求められる。そのため、練習自体よりも準備や後片付けを厳しく見ているのだろう。その想いは部員たちにも伝わっている。
五中テニス部の女子は、かつて4年連続で全国に出場した。再び彼女たちが全国で活躍することを祈りたい。

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