ボールに向かって
つなぐバレーを。
三穂田バレーボールスポーツ少年団
昨年の全日本バレーボール小学生大会福島県大会。圧倒的な強さを誇り、男子チームが見事に優勝。県代表として全国大会への出場を決めた。
新しいチームは、経験の浅いメンバーがほとんどになってしまったが、新キャプテンは「一人ひとりが自分でやるべき役割を意識してプレーするチームにしたい」と謙虚ながらも力強い眼差しで、今年の目標を語ってくれた。
女子キャプテンは、チームで唯一の6年生。いつも笑顔でチームを引っ張る。見学に来た女の子の面倒もみていた。目標を聞いてみると「メンバー全員の、ボールに向かう気持ちを高めたい」と爽やかに答えてくれた。三穂田バレーの神髄は、つなぐバレー。気持ち、ボールをみんなでつなぐ。レシーブ練習に入ると、みんな一段と声が大きくなる。全員が上手く拾うまでレシーブ練習は続く。
練習の終盤は試合形式。監督が打ち込むボールをつないで攻撃へ。「もう、一本!」子どもたちからのリクエストが入る。活気のボルテージは上がり続ける。まだ、練習を続けたいと思った時に終了の時間になってしまった。次の練習日が待ちきれないといった子どもたちの表情が印象的であった。