人に希望を与える
ハートのあるチームに。
小山田バレーボールスポーツ少年団
今年でチーム創設23年の小山田バレーボールスポーツ少年団は、春の全国大会4回目の出場をきめた。
「今まではコンビネーションの良いチームだったが、今年度はレシーブ中心で後はエースに託すチームです」と鈴木監督は語る。派手なプレーはしないが基本的なバレーボールで勝負するチームである。
しかし本当に凄いのはレギュラーの6人がこの1年間休まなかったことだという。インフルエンザが流行ったときも彼女たちはかからず、練習が充分でき、試合にも万全の状態で出られたのが本当の強さの秘密なのだ。
そんな小山田バレーボールスポーツ少年団には「大きな声と笑顔でつなごうプレーと心」という標語がある。4月から中学生になるキャプテンは後輩たちに「声かけを大事にして欲しい。心配な面はあるけれど、きっと大丈夫」と期待している。
このチームは多くのOGが指導に来ている。彼女もいつか後輩たちを指導しに来るだろう。
最後に監督は「うちはハートのあるチームだと思います。試合を見てくれる人に希望を与えられるチームになって欲しいんです」と夢を教えてくれた。