輝ける場所や得意なことを見つけて
 「今」を大切に。

ベスト個別学院

2歳上の姉の影響で、小学6年生の時から硬式テニスを始めました。いつも姉のまねをしていて、ピアノやダンスなども習ったのですが、続きませんでしたね(笑)。硬式テニスは、作戦を立てる楽しさや、シングルス・ダブルス・団体戦とそれぞれのおもしろさがあって、自分に合っていたのかな。中高、大学まで活動を続けていました。

当時は硬式テニス部がある学校が少なかったので、高校は部活ができるところを選びました。「あの高校のあの先生のもとで硬式テニスをしたい!」という強い気持ちがあったので、中学時代は部活が終わって家に帰ったらすぐ勉強に切り替えることができました。部活も夏の終わりまでやっていたのですが、目標があったからこそ頑張れたのだと思います。

しかし高校に入ったら、部活動中心の生活となり、文武両道ができなくなってしまったんです。塾にも通っていなかったので、大学受験は苦労しました。高校受験は追い込みがきくけれど、大学受験はそうはいかないという自分の体験もあって、「高校で部活も頑張りたい」という生徒さんには、時間をうまく使うためにも塾という選択肢を持ってほしいと思っています。塾は勉強を教えるだけではなく、一緒に進路を考えたり、学校の情報を提供したりということもできます。多くの生徒さんに、そういう機会をつくってあげるのも私の役割だと考えています。

ベスト個別学院部活動は私の成長の大きな糧になっていますし、生徒さんと向き合うときにもその経験が役に立っていると思うことがあります。たとえば投げかける言葉ですね。声のかけ方ひとつで、生徒さんたちの雰囲気や気持ちは変わってきます。安心や勇気づけだけではなく、ときにはきびしい言葉も、本気で相手を思っていれば、きっと伝わると信じています。

私は生徒さんたちの部活や趣味など好きなことにも関心を持つようにしているのですが、そのときのいきいきとした表情を見ていると、輝ける場所を持っているというのはとても素敵なことだと感じます。保護者の方も、子どものやりたいことを応援して、できるだけ一緒の時間を過ごしてほしいですね。今しかない貴重な時間を、大切にしてほしいと思います。

佐藤 敦美(さとうあつみ)プロフィール
1991年生まれ。小学6年生から硬式テニスを始め、郡山市立郡山第六中学校、福島県立郡山高等学校でそれぞれ硬式テニス部に所属。大学まで活動を続ける。

ベスト個別学院

関連記事